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月のパワーをポジティブに受け取り、心が軽くなる過ごし方を、
インド占星術師ARAKIがアドバイス。

[ 時期 ]
6月6日(木)新月
~ 6月21日(金)
 

[ 牡牛座の新月 ]
愛にたくさん触れることで
心穏やかに過ごせる時期

月と金星がとてもポジティブな位置に。5月23日の満月から続いていた心の不安定さから解放され、欲しいと思ったものが手に入ったり、努力してきたことが実ったり・・・願望が叶いやすく、物質的にも精神的にも恵まれます。愛を与えられることで、心満たされ、穏やかな気持ちで過ごすことができる人も多いでしょう。

その恩恵を最大限に受け取るには、自分が興味関心のあることや心地よいと感じることを“純粋に楽しむ”ことが大切。アロマでリラックスする、アートを楽しむ、おいしい食事を仲間と食べる・・・身の丈にあったものを感謝の気持ちを持って楽しむことが大切です。

感謝とは、「心満たされている」という状態、敬意があるということです。たとえば、アロマを楽しむ際は、ハーブに対する感謝が生まれた時により効果を発揮します。食材や調理してくれた人への敬意が生まれた時に、より食事がおいしいと感じることができます。

愛があるモノ、コトに触れることが大切です。手をかけて育てられた無農薬やオーガニックの野菜を選ぶ、愛情を込めて誰かのために手料理をする、作り手の想いが込められた衣服を纏う。そういったモノ・コトに触れることで、自然と感謝と慈愛の気持ちを持つことができ、より大きな愛を受け取ることができるでしょう。

多くの人は、「幸せになりたい」と思っていても、今“ある”ものより、“ない”ものに、つい意識が向きがちです。幸せの最大の敵は、欲望。幸せになりたいという気持ちがあるのなら、「今、この瞬間に満足する」――。そうすることで、心は愛に満たされ、日々幸せを感じることができるでしょう。

人は忙しいと多くの愛を失いがちです。余裕がなくて冷凍食品に頼ってばかりだったり、家族についきついことを言ってしまったり。この時期は特に、忙しくせず、ゆったりと過ごすのがおすすめです。心に余裕があることで愛に気づくことができ、失った愛を取り戻すのにとてもいい新月になることでしょう。

Lucky Action !
  • 愛のあるモノ・コトに触れる
  • 家族や仲間と楽しい時間を分かち合う
  • 忙しくし過ぎず、時間にゆとりを
インド占星術
(Jyotish・ジョーティッシュ) とは?
宇宙の根本原理を解く学問・ヴェーダの一部として、5000 年以上前に古代インドでまとめられた天文学の大元。ヴェーダの数学的分析によって、星や惑星が自分自身にどのように影響するかを分析する知識です。「自然や宇宙を構成する生命エネルギーは人の構成要素と同じもので、宇宙から生まれたエネルギーに私たちは操られている」というのが、ジョーティッシュの根底にある思想。出生時の天体や月の配置を読み解くことで、人生に起こり得ることを詳細に見ることができます。「AWAI LIFE」 の連載では、すべての人に当てはまる一般的なアドバイスをお伝えしていきます。
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