< 五行相関図 >

Key 食材わらび

春の訪れを告げる山菜のひとつで、根っこを精製して粉にすると、わらび餅の原料となります。薬膳的には、体にたまった余分な熱を取ることでイライラを抑える効果が。また利尿作用も強いので、むくみを解消して心身をすっきりさせてくれます。うぶ毛がたくさんついているものが新鮮な証拠で、穂先が開いていないものを選びましょう。アクが強いので、よくアク抜きしてから食べるのがポイントです。

RECIPE
イライラを抑える
「わらびの炊き込みごはん」
春先は「山菜リレー」と呼びたくなるほど、いろんな種類の山菜が出てきますが、それらを適度に食べることで、心身の調子を整えることができます。頭に気が上り、のぼせ状態やイライラがあるときは、気を下ろし、熱を冷ましてくれるわらびが、強い味方。 アク抜きして余ったわらびは、昆布だしにしょうゆ・みりん少々を加えたものでさっと煮て煮ものにしたり、ごま油・塩と混ぜてひねりごまをふってナムルなどにして(写真右)、楽しんでください。
ほうじ茶で炊くごはんは「茶めし」として知られていますが、ほろ苦いわらびとの相性は抜群。茶葉を焙煎した豊かな香りはリラックス効果があり、気持ちを落ち着けてくれます。
わらび … 200g
白米 … 2合
濃いめのほうじ茶 … 2合
A
しょうゆ … 大さじ1と1/2
酒 … 大さじ1と1/2
作り方
- わらびは穂先の余分なうぶ毛を落としながら、水でよく洗う。バットにならべ、全体に重曹適量(分量外)を振る。90℃くらいの湯を全体がひたるようにまわしかけ、常温で8時間以上置いてアクを抜く。水でよく洗い、3㎝幅に切る。
- 米は洗って鍋(または炊飯器の内釜)に入れ、濃いめのほうじ茶(2合)を加えて30分以上浸水させる。
- 小鍋に1のわらび、Aを入れて中火にかけ、さっと煮てなじませる。火を止め、粗熱を取る。
- 2に3を煮汁ごと入れ、強火にかける。沸騰したら弱火にし、10~15分炊く。火を止め、5分ほど蒸らす(炊飯器の場合は、そのまま炊く)。
POINT
穂先のうぶ毛が残っていると
食べるときに口に当たるので、
手ですり合わせるようにして水洗いし、
ていねいに落としましょう。
Have a try !
野山に自生する山菜類は、自然のパワーがたっぷり詰まったパワフル食材。
山菜ごはんがたくさん炊けたら、翌日のお弁当にもおすすめです。




